ApacheでIP認証とベーシック認証を組み合わせる - CentOS 7
ApacheでIP認証とベーシック認証を組み合わせる方法の解説です。
たとえば、社内からのアクセスであれば認証がなし、社外からのアクセスでは、パスワードを必要にしたいとします。
社内からのアクセスはグローバルIPアドレスで制御できます。
パスワードが必要な場合はベーシック認証が使えます。セキュリティのために接続はHTTPS接続で行うようにしましょう。
バーチャルホストを使っている場合は、それぞれのバーチャルホストのディレクティブの中に書きます。
リバースプロキシを使っている場合は、Proxyディレクティブの中に書きます。元のアクセス制限の設定は削除しても大丈夫です。
<RequireAny> # IP認証 Require ip 192.168.10.10 # ベーシック認証 AuthType Basic AuthName "Secret Zone" AuthUserFile /var/www/.htpasswd Require valid-user </RequireAny>
RequireAnyは、いずれかが成功した場合は、認証が成功します。IP認証が成功するか、あるいはベーシック認証が成功した場合に、認証が成功します。